不動産売却をお考えの方へ
不動産売却の10ステップ
- ステップ1
ご売却のご相談(売却の動機・ご要望・条件)
ご相談・査定は無料です。『今すぐではないけど、将来の売却を考えて』など、取り敢えず相場を知りたい方は、お気軽にお問合せ下さい。失敗しないために、事前にご要望や条件を整理しましょう。
- ステップ2
ご売却物件の事前調査
秘密を厳守いたします。不動産の特徴を正確に把握することで、査定価格・販売方法のご提案を行います。権利関係や法令制限・生活関係施設など、様々な角度から調査し、査定価格や売り出し価格をご提案いたします。
調査項目 | 調査先 | 内容 |
---|---|---|
権利関係の調査 | 法務局 | 所有権・抵当権・地上権・地役権など |
法令上の制限に関する 調査 |
官公庁 | 建築基準法・都市計画法などに関する調査(道路・建築確認・都市計画など) |
直ちに利用可能な設備 | 電力・ガス・水道などの各事業者 | メーター・配管などに関する調査 |
管理状況の調査 (区分マンション) |
管理会社・管理組合 | 管理方式・管理費・修繕積立金・建物修繕・管理規約など |
- ステップ3
価格・販売方法の決定
お客様に売り出し価格を決定して戴きます。ご希望に添える販売活動ができるよう、打ち合わせをします。(お客様へは書面などにした査定書を使って価格査定の報告をします。)
- ステップ4
ご売却のための媒介契約
お客様(売主様)と斉藤住宅との間で売却依頼の証として、媒介契約を結びます。媒介契約には3種類あります。
専属専任媒介 | 専任媒介 | 一般媒介 | |
---|---|---|---|
指定流通機構※への登録義務 | 5営業日以内 | 7営業日以内 | 登録義務なし |
販売状況の報告義務 | 1週間に1回以上 | 2週間に1回以上 | 報告義務なし |
複数業者との契約 | × | × | 〇 |
売主様自ら発見した相手との取引 | × | 〇 | 〇 |
※指定流通機構とは、宅地建物取引業法に基づき国土交通大臣が指定した不動産流通機構。通称「レインズ」
- ステップ5
建物状況調査(インスペクション)
ホームインスペクションなど、別途検査費用が必要な場合は、任意での実施が可能です。
- ステップ6
販売活動
地元で35年以上にわたって培った斉藤住宅の知見とネットワークを使って、買主様をお探しするために様々な販売方法でご売却不動産を積極的にアピールします。
購入希望者が出てきましたら、現地をご案内し、成約に至るよう営業します。「早く・高く・確実に売りたい」を実現できるよう、ご売却完了までしっかりとサポートします。
- ステップ7
売買契約
お客様(売主様) は対象物件に付随する設備と物件状況報告を書面で行います。契約にあわせ引渡日を決めます。売主様・買主様の双方が納得したうえで、不動産売買契約書にご署名・ご捺印いただき、契約書に基づいて双方の権利や義務を履行することになります。
- ステップ8
決済・引渡し前の準備と抵当権の抹消
ご契約から1〜2か月後に決済(引渡し)が行われるのが一般的です。住宅ローンなどのお借入れ残額がある場合、抹消書類やローン残債額の確認など、抵当権抹消の準備を行う必要があります。このお手続きは、売主様からお借入れのある金融機関へ決済日の3〜4週間前までに申し出て戴く必要があります。当社が円滑に残代金の決済が迎えられるようにサポートします。
- ステップ9
売買残代金の受領と物件のお引渡し
買主様による最終代金のお支払いと同時に、売主様による物件引渡し(鍵の受け渡しなど)が履行され、即日、売主様から買主様に所有権移転登記が行われます。また固定資産税や管理費などの諸費用のご精算も同時に行います。
売主様には「境界標の明示義務」がありますので、引渡前に現地にて買主様立ち合いのもと確認を行います。万一相違がある場合は、すみやかに担当者までご連絡下さい。
- ステップ10
確定申告・税金のお支払い
居住用財産の売却の場合、様々な特例や控除があります。
不動産売却の翌年2月16日〜 3月15日に所轄税務署へ申告が必要となります。
仲介と買取の違い
「仲介」と「買取」では、それぞれ違ったメリット・デメリットが存在します。お客様の売却方針・諸事情にあった最適な方法を選びましょう。
『仲介』のポイント
不動産業者に売却を依頼し一般市場で幅広く買主をお探しします。相場どおりの価格で売れる可能性が高まりますが、買主を見つけることから始めるため、売れるまでの期間が長くなることもあります。
スケジュールに余裕がある方で、少しでも高く売りたいとお考えの方は仲介を選択されるのが良いでしょう。
メリット
- 買取よりも高く売却ができる可能性があります
- 購入検討者の様々な意見をヒアリングできます
- スケジュールを余裕をもって立てることができます
デメリット
- 買主様を探す時間が買取よりもかかります
- 「住宅ローン特約」などによって、契約が白紙解約になる場合があります
- 内覧などで、第三者に家の中を見られることがあります
『買取』のポイント
不動産業者が買主となります。価格査定から契約までの流れがスピーディーで、価格や条件面で折り合いがつけば確実に売れる安心感も得られます。一般顧客が買主のときのように住宅ローン特約などによって、いったん結んだ契約が白紙解除される心配はありません。
メリット
- スピーディーに現金化できます
- 周りに知られずに売却できます
- リフォームや仲介手数料は不要です
デメリット
- 仲介と比較して売却価格が低くなります
- 対象とならない物件があります
買取の売却契約までの流れ
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1売却のご相談
売主様のご事情をヒアリングさせて戴き、ご希望の売却スケジュールによって売却方法は変わってきます。物件の周辺相場や住宅ローンが残っているか否か、売却にかかる費用はいくらかなど、売主様によって状況は様々です。
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2ご売却物件の調査・査定
お問い合わせいただいた情報をもとに、ご所有の中古住宅の価格を査定させていただきます。査定方法としては、周辺の販売事例や成約事例を調査し、売却予定物件を実際内見させていただいたうえで、価格をご提示させていただきます。査定時にはご所有の不動産の状態や権利関係の確認などさまざまな角度から調査を行い、周辺の成約事例・売出事例、市場の動向やエリア特性などを考慮して査定価格を算出します。
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3媒介契約・買取価格の決定
査定価格などの説明を受け、ご提示した価格にご納得いただけましたら、契約条件のお打合せをさせていただきます。契約から引渡(代金決済)までのスケジュールなどの詳細をお客様のご事情に合わせて決めさせていただきます。
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4売買契約の締結
上記の内容をもとに、売買契約を締結します。ご事情・条件によっては、下記の5を売買契約と同時に行うこともあります。
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5引渡し・残金決済の準備
住宅ローンなどの完済手続きや抵当権抹消のお手続き、残代金の受領日までに公共料金の精算や引越しなどを済ませ、引渡せる状態にする必要があります。売却完了までの細かい事務作業は、すべて当社で行いますのでご安心下さい。
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6決済・物件のお引渡し
契約時に定めた内容で物件の引渡しを行います。物件の状況を改めて確認しましょう。残代金の受領と同時に物件(鍵)の引渡しを行い、売却手続きが完了します。